折角、名古屋迄来たのだから久しぶりにオーストラリア記念館を訪ねてみようと乗った伊勢行き近鉄電車。大阪万博の移築物件の中でも最大級のパビリオン。
小田原建築探偵でこの
大阪万博オーストラリア館を”四日市の奇跡”と称したが、これを見る度によくぞ生き延びた..の感でいっぱいになる。"遺跡&化石&奇跡”の三拍子揃った大阪万博の生き残り。
そんな記念館に愛地球博のオーストラリア館の展示品、12メートルの
巨大カモノハシがオーストラリアつながり、あるいは万博つながりでやって来る(これは3月の話なので現在は公開されているだろう)。
オーストラリア館に入らなかったので実物を見ていないが巨大カモノハシは大変な人気者だったそうだ。このカモノハシによってオーストラリア記念館の寿命が延びたと言っても良いだろう。
展示物に変化も面白みも無く、衰退の一途をたどっていた記念館。取り壊しの恐怖にさらされていたがカモノハシを招聘するにあたり内部を大規模にリニューアルしたそうだ。巨大カモノハシによって生き延びた大阪万博の恐竜なのだった。いつまでも長生きして欲しい。
恐竜の恩人カモノハシ。タイトル名”カモノハシって可愛い??”って疑問詞を二つもつけては失礼か。見れば見るほど可愛いではないか。