<   2008年 12月 ( 4 )   > この月の画像一覧

大晦日~”天城越え”より聴きたいのは”ホテル港や”。

d0065737_1791370.jpg今年も後数時間で終わろうとしている。おおせつかった数々の家事をこなし、やっとこさキーボードを叩いているが大晦日も本当の終盤。

前回スノードームを製作中、スノードームと言う小宇宙に入れてみたい物語を幾つか思いついた。例えばバックに”修羅の花”が流れる映画キルビルでのザ・ブライドとオーレン石井が対決する雪のシーン。

例えばNHK”ゆく年くる年”山あいの寺院。シンシンと降る雪。参道を歩く人々。静かに入るナレーション。”今年最後の鐘の音です。”......ゴーン。派手なカウントダウンよりも、おごそかな年明け。そして演歌と言うジャンル。石川さゆり「津軽海峡冬景色」、吉幾三「雪国」、細川たかし「望郷じょんから」等々。


そんな演歌が似合うスノードームの景色に最もはまるのが北島三郎”風雪流れ旅”。ではないか。紅白大トリを締めるにふさわしい日本の名曲。紙吹雪の中の熱唱。今年は多分紅白初、北の漁場(この曲を唄う筈だった25周年の年、確か黒い付き合いか何かで欠場している)を唄うが幾多の歌い手を悩ませてきた、紙吹雪。これでもかと降らせる人口雪。人口の雪といった点ではスノードームと同じ。熱唱する、その額に口に髪にピタッと付いてしまう紙吹雪。見ている方がヒヤヒヤするが、演歌には無くてなならない風景でもあり歌い手にとっても、紙吹雪の中で唄える喜びなのかも知れない。

北島三郎が最多公演した新宿コマ劇場も今日で閉館。今、テレビでは”年忘れにっぽんの歌”。コマの舞台では森進一が新宿港町を唄っている。コマの中には2回しか入った事が無いけど、歌舞伎町からこの建物が無くなってしまうのは残念だ。靖国通りを渡り、歌舞伎町に入りグングンと見えてくるコマ劇場。ズラッと貼られた演歌の公演予定の看板。それが私の新宿の原風景のひとつ。そして歌舞伎町の景色が更にディープに変化するコマ劇場からうしろ。コマは確かに歌舞伎町の壁であり核だった。

おっと、もう時間が無い。スノードームの中に入れたかった北島三郎の出番までは、あと少し。今年もあと少し。今年最後の本家サイトの更新は写真のドームに似た物体。良いお年を...。 
[PR]
by banpakutantei | 2008-12-31 21:02 | 万国博 | Comments(0)

只、点滅しているだけですが...。




世間では既に今年のクリスマスは終わってしまいましたが.....メリークリスマス。

今年は万博記念公園のイルミナイトに行けなかったので、自宅でイルミナイトしてみました。もわっと...。
[PR]
by banpakutantei | 2008-12-26 02:16 | 万国博 | Comments(0)

風雪万博会場。

d0065737_121724.jpg大阪万博はクリスマスを越していないけど開幕前日会場には雪が降った。映画「日本万国博覧会」に映る雪が薄っすらと積もった開幕初日、早朝の万博会場は嵐の前の静けさを感じる。

そんな会場にシンシンと降る雪をドームと言う小宇宙に再現してみた...が雪が落ちるのが早いので撮影には苦労した。中にグリセリンを入れると、もう少しゆっくり落ちてくるそうだ。

あまり揺すると吹雪の中の万博会場となる。風雪万博会場。会期が冬に渡り、吹雪の未来都市もまた風情があっただろうが会場中でツルン、ツルンとパニックになったかも知れない。ソ連館斜面ではスキーも出来たかも知れない。

昨年Oさんから頂戴した2008年万博記念公園カレンダーの1月は万博公園雪景色。この写真が凄く気に入ったので結局12月の、この時期になっても1月のままだし来年も飾っているだろう。

ドームの中に入れたかったが、いかんせん現物が無かった会場モノレール。モノレールが入ったら、更に会場らしくなった事だろう。万博会場メルヘンの世界を書いているのに頭の中には何故か小柳ルミ子の「恋の雪別れ」がリフレインしている。

♪雪の中を黒い汽車が今遠ざかぁる♪。会場モノレールの代わりに蒸気機関車がドームの中を走りそうな頭の中でもある。ドームの台は木を加工し万博マークを付けた。

万博マークと言えば桜吹雪。♪桜の吹雪を浴びて汽車は走る♪。来夢来人。彼女の歌には汽車が多く登場するが、このスナックの店名にありがちな題名の名曲にも出てくる。そして何と彼女の大ヒットデビュー曲。この曲のジャケットには何と小田原城

撮影するのにバックは赤が映えると思った。ちなみに後の赤色は大阪万博公式記録第一巻でドームの下は大阪万博記念スタンプ帳だ。水の中に見る太陽の塔は少し太って見える。
[PR]
by banpakutantei | 2008-12-20 12:34 | 万国博 | Comments(2)

今度は。

d0065737_2234538.jpg大晦日の夜、今年も格闘技イベントが行われるがカードがどうであれ熱かったPRIDEの空間と比べては、”はぁ”とため息をつくのだろう。フンドシ姿の高田が「オトコン中の男たち、出てこいやぁ」。ダンダンダダン。と始まらないと何となく盛り上れない。

多分二年位前、店員さんは、あまり好きでは無いが神田神保町で一番好きな店でもあり一番本を買う店でもあるG書店にて。その日、その店で何か収穫があったのかどうかは覚えていない。

レジにて数冊、購入していた男性がいた。あれっ?見覚えあるその姿。神保町に似合わないその風情。まさか...?いや違うだろう?こんな処に...。

しかし...ガッチリとした体格、メガネをかけ黒い野球帽(正確には野球帽では無いかも知れない。どちらかと言うとアポロキャップの様な..)でジャケット姿の男性が、この世に数人といるだろうか?トレードマークの帽子には「FOREVER YOUNG AT HEART」(心は永遠の若者)と縫い取られている。


貴方はもしや...?。その場は、もしや?とまさか?の謎を残し彼は店を出て行った。いや、もし彼が私の思う彼であったとしても、握手を求める訳でもサインを求める訳でも無い。

只、”世界で最も強い男を決めるリング”での勝者が、かしこまって握手を求めに行く男かも知れない男がそこにいた。彼が座るリングサイド最前列の隣にはいつもアントニオ猪木が座っていた。一体彼は誰なんだ?「オトコン中の男たち」がおじぎしていく男って?


彼はいつも勝者と記念撮影をしていた。彼は突然と言うか何気なくと言うか私達の前に現われていた。いつしか彼は「プライドの怪人」と呼ばれるようになった。


さっき私の前にいた彼は彼なのだろうか?どちらかと言うと、”もしや”よりも”まさか”の方が強かった。その後数軒の店を見て神田古書センターの3階位。あっ...またしても私の前に彼がいた。彼は主人と何か話しながら数冊の本をレジに置いて出て行った。

そこに置かれていった本の著者を見て、あぁやっぱり彼だったんだ。”モモセサン。”世界の強い男達から彼はそう呼ばれていたに違いない。元任侠。石原裕次郎の元用心棒。詩人。等々が彼に付いていた肩書きだが私にとっての彼はプライドのリングサイドに猪木と並んで座る男。「オトコン中の男たち」がおじぎしていく男。だった。


彼は夕方の古書店街の何処かに消え、その後行った店で見かける事は無かった。世界中の強い男たちが握手していった手と握手してもらえば良かったと後悔した。彼がレジに置いていった本の題名を見てみると何と言うギャップ...「スノードームに魅せられて」と書いてあった。モモセサンとスノードーム。何と言う組み合わせ。ジャンルの異なる組み合わせ。これ正しくPRIDEのリング。


今年亡くなってしまった、百瀬博教さん。あの時百瀬さんは神保町の数軒の書店に自分の本を配っていたのだろう。その本の中で”健康に留意して百歳まで生きるつもりだ”って書いていたのに...。日本スノードーム協会事務局長って肩書きもあったのは、その時初めて知った。モモセサンのコレクションは、どこかに収まっているのだろうか?砂塵となったお祭り広場のスノードームではあるが、万博記念公園で太陽の塔スノードームを販売したら結構売れると思う。

クリスマスに向けて、こんなのを入れたスノードームを作ろうとしている。あと台座だけ作れば完成。名付けて「万博オールスターズ・イン・スノードーム」。
[PR]
by banpakutantei | 2008-12-02 02:32 | 万国博 | Comments(4)