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”明日の神話”の明日。

d0065737_0412679.jpg銀座での嫁さんの買い物の間、しばしの自由行動を許可される。地下鉄で淡路町迄出てみる。少し歩けば神田神保町だが、殆どの店が休みの日曜日の神田古書店街程、つまらないものは無い。

平日が仕事の人間にとって、神田古本市の日曜日は例外として”のんびり一日”「古書店巡りが出来るのは土曜日しか無い。

と、地下鉄出口の階段を昇った一軒の古本屋が以外にも開いていたので覗いたが収穫無し。神保町の中心に向かっても、どこも開いていない(筈)なので秋葉原方面に歩く。

直ぐに交通博物館前に着く。今年5月閉館後、数ヶ月。建物等に変化は感じられない。”長い間ありがとうございました”の看板も未だ残されたままだった。入り口脇に囲いがつくられていた。透けて見える黒い物体は多分、撤去されてしまったものと思っていたD51の頭。”残っていたんだ...”この様子だと隣にあった新幹線の頭もあるのだろう。

この両巨頭はそんなに昔からあったものでも無いが、交通博物館のシンボルでもあった。建物の一部でもあった様にも思える。埼玉の鉄道博物館にも連れて行ってもらえるのだろうか?その時は鉄道資料としてだろうか?建物の一部としての展示だろうか?”この列車は2006年に閉館した東京交通博物館の入り口を飾った建物の一部です”とキャプションに書かれた方が良い。

今日で八月も終わり。岡本太郎”明日の神話”の公開も今日までだが、この巨大壁画の常設場所が決まっていないそうだ。紫外線を考慮すれば室内が良い筈で川崎の岡本太郎美術館が良いと思うが...場所が無いか...。このまま、この場所ではいけないのか?

但しいつも公開していては、ありがたみが無いので4年に1回、1週間だけの限定公開とか..10年に1回、1日だけとか...70年に1回、1日だけの御開帳...人生で1回見ることが出来るかどうか解らない作品。この作品は後姿を見ることも出来るので通常は作品の後姿を見て過ごすのだ。.....それこそ”秘宝”となり”秘仏”となり”神話”となる訳だ。
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by banpakutantei | 2006-08-31 03:01 | 東京 | Comments(9)

万博時計が消えていた~2。

d0065737_0451314.jpg万博時計はこの街角で約36年間、時を刻んだ。その下には、こんな銘板が貼られていたが必然的にそれも無くなっていた。SEIKO製なのできっと、壊れて撤去されたのではないだろう。

まさか、あまりの貴重さに、博物館行きになった可能性は....無きにしもあらず...いずれにしてもこの場所から万博時計は消えた。この時計の針もきっと止まったのだろう。それは一体何時なのか?何時何分を指していたのだろうか?

大阪万博記念公園には、僅かとはなったが当時の照明器具が残っている。それらと同じ様にひとつだけでも記念公園にこのサテライト時計が残っていればなぁって思う。廃棄されたのだとしたら、もう一度万博記念公園に戻しても良かったのでは..1970年からひたすら時を刻む時計。その針がグルグルっと逆回転して36年前のシーンが蘇ったら...結構嬉しい。
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by banpakutantei | 2006-08-25 02:01 | 万国博 | Comments(0)

万博時計が消えていた。

d0065737_23584424.jpg築地付近に車を停め銀座方面に歩く。エアコンが普及していない時代、”デパートに涼みに行く”なんて言葉もあったが、この暑さでも銀座は結構な人出。

嫁さんは銀座でお買い物するのが大好き。今日も”自分への御褒美”を物色するらしい。一体誰が”自分への御褒美”なんて変なフレーズを考え出したのだ?

きっと雑誌やデパートとグルになって考えたに違いない。大体”自分への御褒美”は人のお金で買うべきものではないだろう。

変と言えば”隠れ家”っていうのもある。”男の隠れ家”とか”隠れ家的○○”とか...ニュアンスは解らないでもないが..でも変。”隠れ家”に居るいつもと違う自分。自分だけが”隠れ家”だと思っている者同士が同じ隠れ家でバッタリ会う事もありうる。

”隠れ家的カレー屋”とか”隠れ家的ラーメン屋”は存在しないだろうが”隠れ家的ホテル”とかなるとグッと意味深になる。

”隠れ家的マンション”ともなれば正真正銘の”隠れ家”だろう。”隠れ家マンション”でだけは”隠れ家”だと思っている者同士がバッタリ出会ってしまってはいけない。

”隠れ家的○○”が沢山存在しそうな界隈。ふと見上げたいつもの場所。唖然とした...そこにあった万博時計が消えていた。関東に残る僅かな大阪万博生き残り。いったい何時消えたんだろう?

その行方は?廃棄されてしまったのか?取敢えず写真を撮る。万博時計がどうなろうと嫁さんは全く興味無し。撮影している私を置いて、銀座方面にズンズン歩いて行く。
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by banpakutantei | 2006-08-16 02:02 | 万国博 | Comments(2)

汐留に「なんだこれは?」を見に行く。

d0065737_22314317.jpg岡本太郎の”絵部門”は(私は)あんまり解らないって以前書いたが「明日の神話」も実のところあんまり解らない。

メキシコから壁画を引っ張ってきた日本テレビでは公開に併せ、再生迄の道のりを紹介し二つの特番を放映した。蘇った幻の作品を見て、出てくるゲストの殆どが「凄い」とか「素晴らしい」とか「おぉ..」って唸っていた。「なんだこれは?」って誰も言わない。

岡本敏子さんが岡本太郎の最高傑作と言い、太陽の塔と同時期に製作され塔と対をなす作品と言われ、この作品がこの場所に来るまでの過程や作品の復活を間近にして急逝してしまった敏子さんの物語は確かに凄いが....。

それを確認するべく日本テレビ広場にやってきた。岡本太郎の絵が解る人には素晴らしいとなるし、その大きさに圧倒されるだろう。解らない私にはやっぱり「なんだこれは?」だった。

でも岡本太郎は「解らなくていい」って言っているので、それでもいい。ちなみに日本テレビのマークは写真にあるマグロと言われている物体によく似ている。

本物は写真を越えるか?例えば美術品、景色、風景、建物を見る場合、大抵写真やテレビで見てしまっている事の方が多い。「明日の神話」だって写真やテレビで何度も見てしまった。全くの予備知識無しに、ドーンと目の前に表れるものの方が少ない。

実際に本物を目の前にした時に「写真程のことは無かった」とか「これがあれ?」って事も多い。「思っていたより小さい」って事も結構多い。写真や映像で見ていて、いざ実物を見た時、入ってきたインパクトの強さがそれらを遥かに凌ぐものは数少ない。その数少ないものの内のひとつが太陽の塔...だと思う。(私は...)
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by banpakutantei | 2006-08-15 00:46 | Comments(0)

逗子海岸に岡本太郎を見つける。

d0065737_15445045.jpg横須賀での仕事の帰り、逗葉道路の丘を超え逗子海岸に出る。夏の初めなのにBGM的には”入り江の午後三時”byユーミン。突如、黄金の”若い太陽の塔の顔”が現れた。

「な、な、何だこれは?」と”Be TARO!”してみる。こんな場所に岡本太郎。”太陽の季節、ここに始まる”車で走行中ながらも、しっかり読めた文字。あっと言う間に通過してしまったのでUターンして確認してみる。

どうやら石原都知事の作家時代の作品”太陽の季節”の記念碑らしい。石原さんは名前を慎太郎から太郎に”Be TARO!”したい程、岡本太郎を敬愛しているそうだ。帰ってから検索してみると石原軍団も列席して盛大に序幕式も行われた様だ。

太陽の塔と言う名前は大屋根を突き破る姿がこの作品のあるシーンを連想させ命名されたと訊いた事があるが、その前年に犬山に作られた若い太陽の塔にも”太陽”と付いているので、その辺りの信憑性は疑問でもある。

ここから小田原へはひたすら左手に海岸線を見ながら走る。幾つもの海水浴場が連なる俗に言う湘南海岸だ。長い梅雨も明け湘南海岸はやっと夏本番。短い夏の始まり。文字通り”太陽の季節ここにはじまる”。

昨年ちゃんと元のケースに戻しておいた”Mr.サマータイム"をBGMに季節に関係なく渋滞している道をトロトロと走る。
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by banpakutantei | 2006-08-07 00:56 | Comments(0)