2007年 04月 21日 ( 1 )

幻の万博本をさがせ。

d0065737_18264263.jpgここ数回、不作だった神保町の某古書店で先日も物色していると体内センサーが激しく反応しだした。いつもより強い反応だ。

視線の先に捉えたアルファベットは当然EXPOの4文字。ショーケースに鎮座したその一冊の衝撃は...あっ!えぇっ!を二回繰り返す程だった。

うわぁ...”幻の万博本”EXPO OSAKAじゃないか!大阪万博に関する書籍は数あれど頭に”幻”の冠を付ける事が許されるのは、ほんの僅か。その中でも”幻指数”が極めて高い万博本は「エキスポ オサカ」ではないだろうかと勝手に認定している。

エキスポオサカは二人のフランス人カメラマンが約15日間に渡り撮影した大阪万博の写真数千枚のなかから選んだ約500ページもの会場風景が写る写真集。

全ページモノクロとは言え、他には無い万博風景が満載されている貴重本。フランス人がとらえた大阪万博の日本人のカットも多数ある。 15日間も腰をすえて撮影するなんて凄い。

幻の幻たる所以は、その存在自体があまり知られていない点でもある。03年頃に運よく入手したがそれまで全くその存在自体を知らなかった。日本語解説が付いているとは言え洋書であるが故、一般書店には並ばなかったのだろうか?広告など出なかったのだろうか?値段はいくらだったのだろう?

05年発売されたEXPO70驚愕大阪万国博覧会のすべての中にその一部が載っていたのを見た時は、俺だけのエキスポオサカだと思っていたので少しガッカリしたものだ。知っている人は知っているし持っている人は持っているんだなぁって..時々コメントを下さる、まつかぜさんに「あっ、それ持ってる」ってあっさり言われたこともある...「えっ 俺だけのエキスポオサカ持ってるの?(ガクっ)」って..

「驚愕の~」を改めて見てみると前々回書いたタワーのジョイントと柱の疑問点を解決する写真を見つけた。あの二つは開催時からあの付近にあった。位置は少し移動しているのかも知れない。菊竹さんの事務所には沢山、あんな写真があるんだろうなぁ。見たいなぁ。

約4年ぶりに遭遇した俺の”エキスポオサカ”。写真集が豊富なこの書店だが何故か、此処では一度も万博本に出会った事は無かった。それがいきなりのショーケースにドンだ。それは、この本がショーケースに入ることが許された特別な本であると言う証明に他ならない。勿論、値段もショーケース価格である。あっ!えぇっ!の驚き...それは探していた書籍を見つけた時の喜びとは違う感覚。こんな表舞台に出てきてしまっては駄目だ。君は幻のままでいてくれ。俺だけの”エキスポオサカ”。

写真集に載らなかった残り数千枚の万博風景。いったい、どんな万博シーンをとらえているのだろうか?それらは遥かフランスの地で永遠に眠り続けるのだろうか?何とか陽の目を見る機会は無いものか?エキスポオサカvol.2は永遠の幻なのか?
[PR]
by banpakutantei | 2007-04-21 20:08 | 万国博 | Comments(0)