大晦日~”天城越え”より聴きたいのは”ホテル港や”。

d0065737_1791370.jpg今年も後数時間で終わろうとしている。おおせつかった数々の家事をこなし、やっとこさキーボードを叩いているが大晦日も本当の終盤。

前回スノードームを製作中、スノードームと言う小宇宙に入れてみたい物語を幾つか思いついた。例えばバックに”修羅の花”が流れる映画キルビルでのザ・ブライドとオーレン石井が対決する雪のシーン。

例えばNHK”ゆく年くる年”山あいの寺院。シンシンと降る雪。参道を歩く人々。静かに入るナレーション。”今年最後の鐘の音です。”......ゴーン。派手なカウントダウンよりも、おごそかな年明け。そして演歌と言うジャンル。石川さゆり「津軽海峡冬景色」、吉幾三「雪国」、細川たかし「望郷じょんから」等々。


そんな演歌が似合うスノードームの景色に最もはまるのが北島三郎”風雪流れ旅”。ではないか。紅白大トリを締めるにふさわしい日本の名曲。紙吹雪の中の熱唱。今年は多分紅白初、北の漁場(この曲を唄う筈だった25周年の年、確か黒い付き合いか何かで欠場している)を唄うが幾多の歌い手を悩ませてきた、紙吹雪。これでもかと降らせる人口雪。人口の雪といった点ではスノードームと同じ。熱唱する、その額に口に髪にピタッと付いてしまう紙吹雪。見ている方がヒヤヒヤするが、演歌には無くてなならない風景でもあり歌い手にとっても、紙吹雪の中で唄える喜びなのかも知れない。

北島三郎が最多公演した新宿コマ劇場も今日で閉館。今、テレビでは”年忘れにっぽんの歌”。コマの舞台では森進一が新宿港町を唄っている。コマの中には2回しか入った事が無いけど、歌舞伎町からこの建物が無くなってしまうのは残念だ。靖国通りを渡り、歌舞伎町に入りグングンと見えてくるコマ劇場。ズラッと貼られた演歌の公演予定の看板。それが私の新宿の原風景のひとつ。そして歌舞伎町の景色が更にディープに変化するコマ劇場からうしろ。コマは確かに歌舞伎町の壁であり核だった。

おっと、もう時間が無い。スノードームの中に入れたかった北島三郎の出番までは、あと少し。今年もあと少し。今年最後の本家サイトの更新は写真のドームに似た物体。良いお年を...。 
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by banpakutantei | 2008-12-31 21:02 | 万国博 | Comments(0)


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