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幻のスカンジナビア館の図面をさがせ。

幻のスカンジナビア館の図面をさがせ。_d0065737_1640267.jpg時は昨年九月、札幌のとあるローカルラジオ局でスカンジナビア館が連日、話題となっているとの内容のメールが舞い込んだ。

「幻のスカンジナビア館~」と本サイトで取り上げ、おぼろげながらその全貌の一部が明らかになったが未だ未だそれはほんの一部でしかなかった。その後スカンジナビア館故M社長の親族の方と知り合うも新たなる情報は得られなかった。

遥かなるバイキング船の旅...船は港に停泊したままとなった。三度目の出航は何時になるのか?その間、静岡県沼津にあったフローティングホテルとしての使命を終えたスカンジナビア号が曳航中沈没する事件も起きた事を遅ればせながら知る事となった。まぁこれはスカンジナビアつながりなのだが...

以下昨年10月にブログに書いた一文..”つい先日、スカンジナビア館が石狩の地に移築される時の復元図が発見された。これは多分、サッポロのラジオ局でリリースされていると思う。A1サイズにして90ページにも及ぶ膨大な図面だ。

幻のスカンジナビア館の幻に迫れるであろう、超一級品の資料。きっとプラスマイナスの柱の謎も解き明かしてくれる事だろう。で、ジュッテンゼロサン、いったい何が起こるのかって?それはまた今度。 ”この時期のブログではスカンジナビア館について何度か書いている。

牛鍋さんが2月に書いたブログの焼き直しになってしまうが..昨年10月3日札幌で、この図面と卓越した積水の技術(T・S・G)のカケラを持ち込んでのスカンジナビア館サミットが開催されカケラの真偽についても議論された。

札幌まで行けない私の為にコピーをとり送ってくれることとなった、A1サイズ、90枚の膨大な図面。それは新たなる発見と新たなる疑問を投げかけてくる筈だった。図面発見は即ちPART3への道を一歩踏み出した時でもあった。図面からは何がどこにあった何がここにあってと言う事が明らかになる筈だった。

図面は膨大な量でもあるしA1コピーは大変だろうと気長に待つ事にした。すぐに見たい図面だったが、都合の良い時で良いですよのスタンスをとったのが今となっては心残り。年も暮れようとした頃になってもコピーは一向に送られてくる気配が無かった。窓口となって下さった方との連絡はとっていたが図面を預かっている方との連絡は途絶えた。

2月、何とか連絡が取れ、やっと来たメールには「申し訳ないがカーナビ等といっしょに車上荒しにあってしまった。」と書かれていた。

釣りで言えば手前まで巻いていたのだ。直ぐに手元までグイって引けば良かったのか。糸は切れた。図面のあまりのボリュームのせいなのか?針に付いた図面は石狩湾の海深く沈んだ。

写真(牛鍋さん提供)は僅かに撮影されていた図面の一部。スカンジナビア館の外観が描かれている。この画像すら今となっては貴重なものだ。

嗚呼...幻のスカンジナビア館の幻の図面は札幌の地で忽然と姿を消した。幻の図面は文字通り幻となった。この図面集が津軽海峡を渡り、神田神保町のいつもの店のショーケースに並んでいる風景をひたすら念じている。あっ、でもそれって盗品だから買ってはまずいのか?...
by banpakutantei | 2007-05-02 18:02 | 万国博 | Comments(3)
Commented at 2007-05-23 17:32 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by banpakutantei at 2007-05-23 23:10
えぇっっっ...スカンジナビア館の移築に携わったのですか?関連の会社の名前、お教えいただきありがとうございます。他にも何か憶えていらっしゃる事とか写真など、御座いますか?ほんの些細な事でも教えていただけるとありがたいです。 メールでも結構なのでよろしくお願い致します。
Commented at 2007-05-24 08:05 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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