タワーオブライフの今。

d0065737_10165073.jpg写真は某所に現存するエキスポタワーのボールジョイント。見た目以上の重さがある。

二つ下で書いたディリパの万博記念館に展示されるべき沢山の”あるべきアレ”の内のひとつ。此処には”あるべきアレ”の内の一つが二つあり別のアレが一つある訳だが一般公開はしていない。一つ下で書いたヤノベさんのタワーオブライフの一部。

跡地はこの作品の常設展示場化している。作品自体は賛否両論あったし此処に置いて置く事自体にも賛否両論ある。否の方は思い入れ深いタワーの部材であんなものを作って更に跡地に置いておくなんて...といったものだし、作品自体、太陽の塔の地下にあった”いのちのうた”にも似ている。

タワーの後に取り壊された美術館の特徴ある照明の一部も展示用に残される事は無かった。これも沢山のアレの内のひとつ。何故それらの一部でも残そうとしないのか不思議で仕方ない。残されなかった沢山のアレは大阪万博そのもの。特別コーナーを設けて保存展示すべき貴重なものばかり。タワーのパネルも結局、記念館に展示される事は無かった。

作品に使用されたパネルは内側が白く塗り直されているが外されたままで展示されていた一枚もあった筈だ。ボールジョイントも数個あった筈だ。使用されていたエレベータホールのパネルも。あれらは何処にいったのだろう?...地上に降ろされたキャビン。32年ぶりに降り立った地上の感触を楽しむ間もなく...一部を除きあっという間にグシャっとやられてしまった。

ヤノベさんがタワーオブライフを作り、その後跡地に置かれた事により、今のところ此処に来ればタワーの一部でもありタワーオブライフの一部でもあるものを見ることが出来る。

タワー消滅の今、形は変われど唯一見る事が出来るタワーの名残。只、この場所にヤノベさんの作品を置いておけるのなら、タワーのキャビンの一つくらい置いておけたのではないかと思うが..グシャってやらなかったらば..の話。

タワー倒壊による機構本部直撃を逃れただけでは安心出来ず、地上に降りたキャビンが”魔球”となって本部方面に転がってくるのを恐れたのか?
[PR]
by banpakutantei | 2006-12-17 11:35 | 万国博 | Comments(2)
Commented by よし坊 at 2006-12-27 00:16 x
GTM様、こんばんは。エキスポタワーと言えば、菊竹清訓氏ですが、菊竹氏設計の文京区池之端にある「ホテルソフィテル東京」が12月19日で営業終了となりました。奇抜なデザイン?であの辺ではとても目立っていました。今週初めから鋼板塀で囲まれつつあります。解体されてしまうのでしょうか・・・・
Commented by banpakutantei at 2006-12-27 20:41
よし坊様 こんばんは、えっ!そうなんですか。教えていただいて知りました。不忍池からの違和感がある様で無いような姿も無くなってしまうのですね。泊まってみようとは全く考えた事はありませんでしたが↓のサイトを見たら泊まってみれば良かったなぁと思いました。時既に遅し...良くある事ですが...

http://sheepcote.jp/rum/hotel/sof-p01.htm


<< プロレスの今。 エキスポタワー跡地の今。 >>