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2007を振り返るその2。


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1回や2回では書ききれない振り返る2007年その2。マニアエキスポ閉幕直後、吹田博物館で開催された”07EXPO70 私と万国博”展。

2カ月連続。良く行かせてくれたなぁ。調べてみるとこの年6回位大阪に行っていた。開催期間は約40日。興味深いイベントも沢山行われた。

一般市民からの当時の写真、資料提供も多くさすが地元、遠く関東に住む私が万博云々と、うんちくを語っても説得力が違う。展示してあった写真と共に添えられたエピソードを読んで感じる羨ましさと敗北感。







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何せ会場に行ってる回数、現場力が違う。何回行ったか解らないなんて人はザラで、会場で働いていた人、遠い親戚が泊まりに来た家もぞろぞろ。

家から万博会場が見えた人、見えないながらもソ連館のてっぺんが見えた人、太陽の塔の万博ビームが見えた人等々、逆立ちしてもかなわない。

左の墓地越しに見えるエキスポタワーの写真なんて初めて見た。角度を変えればきっと太陽の塔も見えるのだろう。太陽の塔の見える墓地。ここに入れるのも地元の特権。






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万博ベンチに万博紙袋を置き座っているお洒落な女性。リアルなパビリオンがデザインされた紙袋がカッコいい。中にはどんな万博土産が入っていたのだろう?

万博紙袋もかなりの種類が作られS氏のコレクションをマニアエキスポなどで見ることが出来たけど実際の会場で使用されている写真って、あまり見た事がなかった。









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会期中 ”万博の基幹施設の計画にかかわって”と題した万国博美術館の設計者の川崎清さんの講演に行った。

万国博美術館(国立国際美術館)とホールは既に無く、2005年のブログ開始直後、その解体を嘆いていた。講演では"老朽化が理由で無い"解体を”運命だろう”とおっしゃられていた記憶がある。

講演後、2003年美術館最後の展覧会となった”川崎清 美術館建築とその周辺”の図録に川崎さんの好きな言葉”無作”と共にサインを頂戴した。

写真と共に写っているのは昔拾った美術館前の階段のタイル。





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この展覧会で一番印象に残った写真。建設中の会場の大韓民国パビリオン付近で撮影された万博ヘルメットをかぶった幼い兄弟と思われる写真。

光の当たり方が少し不思議だけど、なんて微笑ましいのだろう。当時の私は多分女の子位の年齢。

そう言えば06年、この吹田博物館前で遭遇した少年。写真の少女位の年齢だった。S氏に”万博のおっちゃん”と話しかけてきた彼はさすが地元。この展覧会に頻繁にやって来たそうだ。

あれから10年。青年になった彼は未だ万博に興味があるのだろうか?

会場入口で出迎えてくれたリオちゃんの記事はこちら







by banpakutantei | 2018-01-04 03:59 | 万国博 | Comments(0)


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