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2017 四本目。

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殆ど書けずに暮れていく2017年。”そうだ10年前を振り返ってみよう!”と企画した事も書けず仕舞。

本来”で?どうなっ万博階段”の続きを書くべきなのけど保存してある画像を見てみると1回や2回では書ききれぬ程の万博豊作年だった2007年を振り返らずに年越しするには余りに勿体なく10年前にタイムスリップしてみる。

先ずはマニアエキスポ2007。印象に残った展示はカナダ館の外壁を飾ったミラーのカケラや、せんい館のマグリット人形。






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15体とも20体あったとも言われている、四谷シモンさん作のマグリット人形。万博閉幕後は離れ離れとなった兄弟たちは、この時の1体の他には大阪、香川、東京で各1体合計4体の現存が確認されている。

この時のものは、後にヤフオクに200万円で出品され落札されなくも現在は別の所有者の元にあると言う。

広島に別の兄弟がいるらしいとの情報もあるが今後更に発見されるのだろうか?又兄弟が再会する事はあるのだろうか?
マグリット人形の過去記事はこのあたりこのあたり





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映像としては”嗚呼消えゆく万国博”(個人撮影)が流された。衝撃の万博会場解体シーン。次々と破壊される色とりどりのパビリオン。

スイス館建設に携わった撮影者の目の前で無残にも引き倒される光の木。勿体無い感、恨めし感が混ざったナレーションと共に叩いて割られる光の木の電球。

今年NHK”お宝発見ガレリア”にて万博マスターS氏の所有する生き残った電球と対面を果たした撮影者の合原さん。感動的でした。

”怪獣博士”こと原坂一郎さんの講演も行われた。講演終了後は好きな怪獣を即興で見事に描いてくれるイベントもあった。



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悲しいかな怪獣に興味の無かった私は原坂さんの事も知らず、描いて貰わなかったのだが”ガメラ対ジャイガー万博会場決戦”を描いて貰えば良かったなぁと最近になって後悔している。

帰りにお茶をご一緒させていただいたが本当に情熱的な方だった。原坂さんとは、それっきりご無沙汰になってしまったが今年”マツコの知らない世界”で熱く怪獣を語る原坂さんを拝見し大変懐かしかった。

イベントに合わせ1994年の改修で交換された太陽の塔の赤と緑のタイルも頒布され人気を博した。いよいよ2018年内部改修も終わり公開される太陽の塔。今回の改修で出てきた内部のカケラ、例えば赤いヒダヒダとか頒布してくれないかなぁ。




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さて10年後を意識させる作品も展示してあった。迷子のマークが付いた太陽の塔第4の顔”地底の太陽”。貸出中の兵庫県で姿を消し行方不明のこの作品も内部公開に合わせ復元される様だ。

神戸ポートアイランドの地中に埋まっている等その行方には諸説ある。以前書いた私の”誰かがゴロゴロ転がしながら万博会場の池にドボン”説。”万博会場の電源室の蓋になっている説”。も否定された訳では無い。

何よりのビッグサプライズは”内緒にしていてすいません。実は見つかっていたんです。場所は言えませんが...よってこれは本物の展示です。”って事。

2007マニアエキスポ過去記事はこのあたり。地底の太陽 夢の池にドボン説はこちら。電気室の蓋になっている説はこちら

by banpakutantei | 2017-12-31 19:29 | 万国博 | Comments(0)


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