太陽の塔を塗る~9

d0065737_11365787.jpgある雨上りの爽やかな初夏、太陽の塔をムービーで撮影していた。太陽の塔のてっぺん黄金の顔の上空を雲が流れていく。それが、あまりにも綺麗でカメラをずっと固定したままファインダーを覗いていた。頭の中を「流れる雲を追いかけて」が流れる。周囲には人もおらず、太陽の塔独り占め。あぁ、至福のひととき。極上の時間。ささやかな幸せ。

そんな、ゆったりとした時間をぶち壊す携帯からの「Gメン75のテーマ」。ううっ。ビデオに音が入るじゃないか!慌ててビデオを止める。

妻からの迷惑メール。「今何してる?」って..「太陽の塔の前で撮影してる」と返信。すかさず返信「ご苦労様、変わってるねぇ。そんな事してるの貴方だけでしょう」ううっ、確かに。気を取り直しスイッチを入れる。

鳥が二羽飛んで来て黄金の顔に止まる。「鳥はいいなぁ..鳥になりたいなぁ」。そうすれは、あの黄金の顔まで行けるのに..限られた関係者しか行けない黄金の顔。鳥になって行くか、限られた関係者になって行くか”天空の秘境”。どちらも無理か..カメラのズームで迫るしか方法は無い。

さて人間としてこの場所に行くには、この実物太さ約1.5メートルの鉄管を通らねばならない。人ひとり通るのがやっとであろうこの鉄管。その先にある扉を開けて目の前に広がる景色は、さぞや絶景であろう。
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by banpakutantei | 2005-12-24 13:40 | 万国博 | Comments(0)


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