2個前のブログ、我が家の床の間に鎮座した144分の1の巨大 太陽の塔。そこは決して安住の地ではなく、早々に自主回収され沢山の兄弟や仲間がいる万博資料室小田原分室に移築された。
太陽の塔林立状態。いつの間にか小さいものから中位のものから大きなものまで、狭い敷地に並ぶ、沢山の仲間....兄弟、親戚、親類。そこに巨大な彼。小学校に高校生並みの巨体の転校生がやって来たようなものだ。
さて...この巨大太陽の塔は好評に付き、第2段の生産が決定した様子。一体何体が製作されたのだろう。そこで...シリアルナンバーを入れてみた。良くこんな書体で入っている。
入れるなら、やはり1970しかないだろう。シリアルナンバー早いもの勝ち。何体製作されたのか解らないので分母が無い。あっ...19/70でも良かったなぁ。失敗したこっちのが良いや。今から斜線入れられないし...。
これから数十年後の未来。この巨大 太陽の塔は相当なプレミアが付き高額となっていた。皆手放す事は無く、市場にも殆ど出てこなくなった。
私が死んだら直ぐに処分されると言われていた、様々なくだらないものたち。処分後、巡り巡って市場に出回った。巨大太陽の塔の台座を外すと「おぉ...シリアルナンバーが入っているじゃないか...。しかも1970...。これは一体...。」
「シリアルナンバーが入った巨大太陽の塔なんて見たことも無かった。」一体いくらの値が付くんだろう?市場は騒然となり、その出所の調査にやっきになった。
調査は続き、遂にその生い立ちが明らかになった。閉鎖されたこのブログのキャッシュが何処かに残っていたのだろう。「あった、これです。これは...えぇっ...?」
「なぁんだ。これ...何てバカなヤツなんだ。自分で書いてるって。こりゃシリアルナンバーなんかじゃなくて単なる落書きじゃないか。あぁ..相場の半値だね。勿体無い。」