カウントアップ EXPO70パビリオン公開から171週。

d0065737_1593734.jpgEXPO70パビリオンにて開催された、日本の博覧会を振返る「ニッポンの万国博」展にて。

以前にも数回、書いたけど1970年のベストセラーの第1位は”日本万国博公式ガイドマップ 講談社編 日本万国博覧会協会 ”で第2位が ”日本万国博公式ガイド 電通編 日本万国博覧会協会 ”。だった。

会期中269万部発行されたと言う第1位のガイドマップは史上最高の売上げを記録し未だその記録が破られていない”地図”。

当時の定価は200円。”一家に一冊”のうたい文句が堂々と印刷されている。

d0065737_213761.jpg飛ぶ鳥の目からみたように見える鳥瞰図(ちょうかんず)として描かれ手書き地図の最高傑作と評された万博会場図が、この度復刻され当時のスミ版校正刷りと書店向けの見本刷りが会場に展示されていた。

時間的制約、コンピュータの解析もままならない当時に製作された公式マップ。製作スタッフの「万国博を成功させよう」の熱い思いを感じて欲しいと記された解説文にグッと来た。

これまではボンヤリとしか見ていなかったガイドマップを改めて観察してみた。(決してあら探ししている訳ではない。)手書きならではの、良い感じが伝わってくる。


d0065737_215794.jpg上から見ているのでお祭り広場、大屋根の下にある母の塔、青春の塔は見えない(付表では見える)。みどり館は七色グラデーションでもない。アメリカンパークのケンタッキーは描かれていないけど外周道路の宇宙船型給油所は描かれている。

一番の発見は夢の池の噴水が噴射されているって事。そう...この地図に描かれた万博会場は動いているのだ。

「ニッポンの万国博」展示のひとつの目玉が万博ファン進太郎さん作、ペーパークラフトによる300分の1の会場模型。

これまで約3年かけ全体の3分の1まで完成した万博会場は紙で出来ている事が信じられない完成度と反面、その材質から伝わって来る暖かみ。


d0065737_2143258.jpgその精密さは勿論、何が凄いのかって「どうやって作っているのかサッパリ解らない」ところ。

以前その一部を少しだけお聞きした事があるけど実際の製作現場を見てみないとぼんやりとしか理解する事が出来ない。

根気と工夫と情熱から出来ている作品を見ていてフッと思った。「これは3Dで描かれた公式ガイドマップをリアル3Dにする作業なのでは無いだろうか?」と勝手に解釈した。何と気の遠くなる作業に挑んでいるのだろう!

完全完成まで、時間が掛かるだろうけど、公式マップとして未だ平らなパビリオンが、ひとつ又ひとつとニョキニョキしてくるのを楽しみに待ちたい。完成のあかつきには、マイクロスコープを入れて(入れさせてくれたら)リアル会場散歩をしてみたい。
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by banpakutantei | 2013-06-08 19:29 | 万国博 | Comments(0)


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