新宿南口で見かけた太陽の塔が描かれた工事用フェンス。70年代を回想させるコンセプトがかなりの長さに描かれていた。
一番上は”インベーダーゲームにやられてた。”確かにインベーダーゲームにやられていた。この頃私は新宿経由で高田馬場の予備校へ通っていた。私の人生の空白の一年。消したい一年。所謂、浪人生であった一年。当時、小田原に予備校は一つしか無かった。
何故わざわざ高田馬場の予備校に通ったのかは、定かでないが結果を見ると別に小田原の予備校でも良かったのではないかと今は思う。この距離がどれくらいのものなのかは関東の方はお判りだろう。
人生、右か左かの時期に社会現象になっていたのがインベーダーゲームだったのだ。パチンコ店がパチンコやめてやりだす程の勢い。新宿中が占拠された感じ。本場、新宿でピコピコ撃っていた。まさしくインベーダーゲームにやられてた年であった。
で、その下がどうも思い出せない。...っていた。かなり太く描かれた文字。っていた。の頭には何と描かれていたんだろう?ひかっていた。あせっていた。くるっていた...何だろう?