猪木がWWFのプロレス殿堂入りし、元NWAチャンピオン ジャックブリスコの訃報が届き、ゴングを出版していた日本スポーツ出版社が破綻、大仁田が長崎知事選に立候補し、朝青龍が引退...。とアマゾンから、この本が届いたプロレス及び角界で様々な事があった先週の週末。連日ワイドショーで”朝青龍に物申したい人々”もお役御免となる。横綱の品格に対してコメントしていた曙太郎さんは両耳にピアスを付けたまま出演していた。もう一人角界の太郎さん。元朝潮太郎の高砂親方が現役の頃、場所中の夜遅く銀座でお会いした事がある。 「テリーが左のパンチィ もう一発左ィ」「アブドラザブッチャーのギザギザの額からダラダラと流れる血」「冷静沈着ドリーファンクジュニア」の実況で御馴染みだった倉持さんの著書「マイクは死んでも離さない」。パラパラとめくってみれば懐かしの全日本プロレス中継が蘇ってくる。 倉持さんが日テレのアナウンサーとしてプロレス中継に携わったのがジャックブリスコVSジャイアント馬場の勝利者インタビューだった。第48代NWA世界ヘビー級チャンピオン ブリスコの訃報。ブリスコ最後の来日の対戦相手は殿堂入りしたアントニオ猪木。これも何かの因縁か? 馬場のジャンピングネックブリーカードロップが綺麗に決まったベスト3はジャックブリスコ戦、ビルロビンソン戦、大木金太郎戦だろう。中でも馬場の名勝負が放映される時 必ず出てくるのが日本人初のNWA王者となったブリスコ戦。 NWA王者は相撲で言う東の正横綱。横綱には「品格」が求められるがNWA王者には「風格」が求められた。NWAが真のNWAであった黄金期。当時セントルイスにあったNWA総本部をホワイトハウスの様な白亜の殿堂を想像していた。マジソンスクェアガーデンと並びセントルイスキールオーデトリアムで行われるNWA世界戦を見るのが夢だった。 NWAと言う3文字のアルファベットにはそんな幻想を抱かせるものがあったが、ゴング誌が「これが世界の最高峰NWA本部!」とレポートする事は無かった。「NWA本部と言ったって小さな事務所があるだけ。」なんて話を聞く事になるのはもっと大人になってから。 馬場 ブリスコ戦の印象的な場面が、馬場が勝った時のセコンド陣の喜び方の凄さ。そのセコンド陣の喜び方にリアルを感じてしまう点。何故に?馬場が1週間だけチャンピオンとなる事は決まっていた筈。馬場がチャンピオンとして全米をサーキットする事は不可能だった。予定通り、ブリスコの帰国時には取り返されてしまう。 一週間とは言え、当時のNWAチャンピオンになるのは凄い事だった。反面、馬場がチャンピオンとなったのに実況は淡々としていた。「馬場 勝ちました。(淡々)」。「ば 馬場が か勝ったぁぁぁ」現在では絶叫する場面だ。 約30年前の5月。超満員札止めの後楽園ホールで行われたヒール対決、ブッチャー対シーク。「品格」の真逆に位置する二人の「風格」。異様な熱気に後楽園ホールは揺れた。場外乱闘の際シークに襲われ額を15針も縫う傷を負った倉持さん。「マイクは死んでも離さない」。ザ・シークが倉持さんを睨んでいるこの本の表紙はその直前。 「あまりに凄惨すぎる」と長い間 放映がお蔵入りとなったこの試合。その後大分経って放映された時の問題のシーンは確か画面が静止画か何かにすり替り、倉持さんの「あっ あっ」て声だけが流れていた様な記憶がある。 本書ではこの時シークが「じっとしていろ。」と言って隠し持ったガラスの様なものでサッと切った。と書かれている。二人が血だらけの試合が掲載されたゴング誌。そのシーンの後方には当時の私が写っている。 今度はブリスコか...。最近レスラーの訃報を聞く事が多い。その年齢は...何故か殆どが長生きしていない。本書のサブタイトル”全日本プロレス実況黄金の18年。”馬場、鶴田、三沢タイガー、ブロディ...最後の実況をしたゴディ&スティーブウイリアムスなどなど沢山の名レスラー達。そしてザ・シーク。倉持さんの実況したレスラーは沢山いなくなってしまった。実況の名コンビ 解説の山田さんも既に他界されている。テリーファンクとブッチャーだけが未だ現役で「レスラーは不死身」を体現している。 前回の朝青龍問題についてのブログはこちら プロレス宝物館 ザ・シークと幻のNWA本部については こちら 「日本万国博覧会記念館前にて。」 写真に写る少年は私ではない。07年の吹田エキスポの際 一般の方が提供されて展示されていた写真を撮影させてもらった内の一枚。多分私とぼぼ同世代の方だと思われる。「あぁ、これが万博記念館なんだ。一度来てみたかったなぁ。」と見入ってしまった。この頃未だ日本館や大屋根は残っていたんだろう。万博閉幕後、万博郵便局は万博記念館となり現在は大阪ガスショールーム”ディリパ”となっている。ディリパは”生活誕生館”と言う大阪万博の時にあった”生活産業館”に似た名前が付けられている。 ショールームの二階奥の片隅。軒先を貸して母屋を取られる状態。”片隅に追いやられた感いっぱいな場所”。万博記念館EXPO70ホールはそんな場所にある。いやあった。 毎月大阪のOさんが送って下さる万博公園の機関紙「万博公園だより1月号」を何気に読み返している際、裏表紙に”万博記念館”エキスポ70ホール”は1月19日(火)をもって閉鎖します。”の小さな文字を見つけたのは、その2日前の日曜日だった。「あさって閉館なんだ...。」 ”万博記念館”が何時開館し、やがて縮小され”エキスポ70ホール”となった正確な日時は定かでないが記念館であった頃は、建物全体が記念館だった。現在大阪ガスのショールームである部分で大阪万博の記念品が多数展示されていた風景には凄く興味が湧いてくる。 当時は有料で公開されていて祭りの仮面がデザインされた入場券やパンフを見た事があるが、館内の写真は見た事が無い。写真の看板が写ったものも殆ど見た事も無い。話では近郊の小学生などが、よく遠足で訪れたらしい。 思えば約10年以上前、1970年以来に訪れた大阪万博会場跡地で見た記念品の数々。ホールで上映されていた「映画 日本万国博覧会」に時代がヒュルヒュルと逆戻りしたものだ。ホールと呼ぶよりは記念室。 今年3月鉄鋼館でリニューアルオープンするが、今よりも、もっともっと話題にもされない大阪万博不遇の時代を建物の片隅に追いやられながらも、細く細く現在に大阪万博を繋げていった”エキスポ70ホール”の空間は多分、何のセレモニーも行われる事無く扉が閉められたのだろう。 で、結局 何気にシリーズ化してしまった”関西しあわせ探してはどうなったんだ?”。”EC館のステンレスの塔は見つかったのか?”いつまで一休みしているのだ。一休みではなく寝ているのではないか?”、”やっぱり年越ししてしまった。ですね。”との極極僅かなメールを頂戴している。一休み後、正月休みに入っているのが実情ではある。筆がなかなか進まないのである。いや、キーボードを打つタッチが進まないと言った方が良いのか...。無機質なステンレスの塔...。その素材の特性と同じ様に、話が膨らんでこないのでもある。 相変わらず週何冊かの本は買ってはいる。今日買った本は今日買った本では無く昨年の年末の大詰め。翻訳もので唯一読み続けている検視官シリーズ16作品目?位。今回の題名は主人公そのまま。「スカーペッタ」。写っていないけど下巻もいっしょに買った。 どんなキッカケでこのシリーズを読み始めたのか憶えていないが翻訳ものって苦手と言うかとっつきにくくて...。何がとっつきにくくさせているのかと言えば 登場人物の名前。今でこそスカーペッタ、マリーノ、ベントン、ルーシーなどはスッと頭に入ってくるけど他の名前は 誰が誰なのやら....。主人公スカーペッタからして舌を噛みそうだ。パトリシア・コーンウェルだって憶え難い。しかし良く言われている事だが作者の写真を見ていると本当にスカーペッタとだぶる。 名前が解らなければ誰が何をしたって書いてあっても、えっとこれは誰の事だったっけ?って。挟まっている”しおり”に登場人物一覧が出ているのは私以外にもそんな人が多いからなのだろう。しかし...12月に並ぶこのシリーズ。出てこんなにすぐ買う必要は実は無い。何故ならば...。未だ前作「異邦人」を読み終わっていない為だ。買ったは良いが読み始めてもいない。だから定価で買い急がなくても丁度追いついた頃にはブックオフにちゃんと並んでいる筈だ。 ブックオフと言えば相変わらずのあの値札。くっついて剥がし難いあのシールの値札。本を本とも思っていなそうな、あの貼り方。綺麗に剥がれないあの値札。いつまでもノリが残る値札。バーコードが殆どの今日。スーパーでも使っていない、あんな値札の最需要家はもはやブックオフではないのか? あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいいたします。万博30周年がついこの間の事の様に思えるのに早くも40周年の年となってしまった。現存している万博当時のものたちは建設や製作期間を除けば”40年もの”となる。”万博はますます遠くになりにけり。”って感じであまり嬉しくはない。 その実態が殆ど残っていないのに40周年がめでたいのかどうなのかは解らない。○○周年って言うのは進行形のものについて言う事だろう。 最近は著名な故人の方の生誕○○周年なんて多く使われているけれど、そう言う意味では大阪万博生誕40周年の方がふさわしいかも。お祭り広場大屋根生誕40周年。アメリカ館生誕40周年。ソ連館生誕40周年。みどり館生誕40周年、三菱未来館生誕40周年等々。消えてしまったものたちは、みんな生誕40周年。 今年EXPO70パビリオンとして、40年ぶりに公開される鉄鋼館スペースシアターも生誕40年。一言で40年と言っても実に長い長い年月の末の一般公開となる。闇に閉ざされていた空間に40年ぶりの僅かな自然光が当った瞬間、ガラガラと崩れ去ったりは....。しない。だろう。 新年らしい”どこでも神社”を久しぶりに追加しました。たった一枚だけど。こちら。 今日買った本は今日買っていないが。買ったのは「紙のプロレス」。新年を控え新たに出る雑誌も無く書店の陳列棚は先週と変り映えしない。PRIDEが消滅して紙のプロレスも、あんまり面白くなくなった。PRIDEがやらない大晦日。高田がふんどし姿で太鼓を叩かなくなって何年も経っていないけど、もう何十年も見ていない感覚だ。テレビでは今夜のDynamiteをあおっている。 今日だって元「おとこんなかの男たち」の何人かは戦うけれど...。PRIDEが消滅していなかったらPRIDE54辺りだろうか。ヒョードルは未だ無敗を続けていただろうか。 PRIDEの世界観は戻って来ない。「大晦日のくそったれ!」まさしく。さっきから、ずっとYouTubeでPRIDEを見ている。高田の打つバチの音。ダンダンダダンは除夜の鐘にも聴こえる。 今年、キヨシローの追悼番組を見る事になるなんて思ってもいなかった。テレビ欄で見かける"こども店長"の清史郎君の文字が清志郎に見えてしまう事が多々ある。”紅白に清史郎出演”と書かれた文字を清志郎と勘違いしてしまった。RCや清志郎を一番多く放映してきたと思うNHK。生きていたら1度くらい紅白に出る機会はあったかも知れない。紅白に出たら一体何を唄ったのだろう。 09紅白。石川さゆりは、おととしぶりの「津軽海峡冬景色」。三木たかしさんの追悼なのだろうけど今年廃止されたブルートレインつながりで同じ三木さん作曲の「火の国へ」が見たかった。 「泣かぬ女の 泣かぬ女の ひとり旅。」いよいよ今年もあと僅か。テレビは通天閣から牛から虎へ干支の引継ぎ式が中継されている。一度この儀式も見てみたいものだ。与えられた数々の山盛りの年越しの家庭の仕事。これもある意味儀式かも知れない。ただその量に荷物をまとめなくても良いけれど「小田原駅から西へ向け」軽く旅に出てみたい心境でもある。 ”今日買った本”とは一時期、某ソーシャルネットワーキングサービスにほんの僅かの間、僅かな回数を、僅かに書き綴ってあっという間に挫折したタイトル。ちなみに”今日買った本”は必ずしも今日買ったとは限らない。”今日買った本”は先週の土曜日に買ったもの。神田神保町すずらん通りには、古本祭りでもないのに、ちょうちんがズラリと吊り下げられていた。ほんの一ヶ月と少し前の古本祭りには通り一面、人人人でごった返していたとは思えない程、閑散としていた。 師走の街に寂しげに揺れるちょうちん。何故にちょうちん?あの時のものが、まさか片付けていない訳でもないだろう。収穫のないまま入った建築書専門N書店にて見つけた一冊。建築写真文庫再編。Showa Style。昭和28年(1953年)から145巻出版された内の商業施設等79巻を再編したもの。新刊だけど此処だと若干安く買える。 オリジナルは何冊か持っているが建築写真とは言うものの、そこに収録されているのはまさしく昭和。昔の遊園地、映画館、昔の熱海の温泉、昔の洋風和風レストラン、喫茶店等々...懐かしの風景が沢山収録されている。 定価5000円と少し高いけど同じ金額でオリジナルの古本は2~3冊位しか買う事が出来ない。全巻揃えようと思ったら15万円位かかるだろう。再編版、約5センチ弱。約800ページ弱を割り算すれば7円弱となる。 ぶ厚いShowa Style...。監修を見てみれば....”TOKYO STYLE”都築響一さん。やはり...。この厚み。この広げ難さ。”都築 Style”。「賃貸宇宙」単行本編など古本で購入した時には既に背表紙はヒビが入りページの一部は取れていた。ページをグッと開いた結果だ。 その後、向った特価本専門店。その名も日本特価書籍。(売行き不振だった)新品の古本が激安で売っている。欲しかったものが見つかって嬉しい事も多いけど、新刊で買ったものが激安で並んでいてガックリする事も多い。この日も新刊で買った都築さんの「バブルの肖像」の新品同様が並んでいた。 此処に以前から並んでいる都築さんの本もう一種。「性豪」。 性の豪である。その定義はWikipediaに出ていない。安田老人回想録 。米寿88歳の現役AV男優が語りつくした、女体放浪一代記。伝説の安田コレクションから貴重な写真・図版多数収録。これは...。素晴らし過ぎる。欲しい。でもこれを買っては...帰れない。なぁ。 建築写真文庫も大量に売れ残れば、いつか此処に並ぶかも知れない。安値で並んでいるのを見てガックリするかも知れない。1ページあたり3.5円弱位になっているかも知れない。 でも...読みたい時が見たい時。見たい時が読みたい時。それが買い時。もし此処で見つけたらまた一冊購入しよう。一冊は保存用。一冊はグッと開いてページが取れちゃっても良い用。気に入ったページが取れちゃったらポートレイトにでもしよう。 12月も早3日。体感的には”秋深し”ではあるが”もういくつ寝るとお正月”と口ずさんでもおかしくは無い。”こよみわぁぁぁ もうすこしでぇ ことしも終わりでぇすねぇ”(吉幾三 追いかけてぇ”ゆきぐうにぃ”) と鼻歌を唄っても何ら差し支え無い。5月に片付けたばかりのイルミネーション。5月の事を”ばかり”と言っても良いのか解らないが体感的には、あれは9月位だと思っていた。 片付けたばかりだと思っているイルミネーションを、そろそろ出さねばならぬ時期、大阪のOさんが今年も来年の万博記念公園のカレンダーを送ってきてくれた。 来年は大阪万博40年アニバーサリー。あれから40年。カレンダーにして40年分。月にして480枚。日めくりにして約14600枚もの時が流れた訳だ。太陽の塔も築40年。手を振っているホステスオールスターズさん達も還暦を迎えている方が多数おられるだろう。当時還暦の方は100歳となる。 あれから40年....綾小路きみまろ氏の語る奥さん、旦那さんは万博当時の新婚さんを指す。40回の春夏秋冬が過ぎ、あの頃の年齢に40が加算される。40回の紅白歌合戦が行われ、4320回の除夜の鐘が鳴る事となる。 ”十年ひと昔”は4昔となり大阪万博は”むかし、むかし、むかし、むかし大阪千里丘陵でとんでもない祭りが行われた”となる。 いつも一休みばかりしているこのブログに”ちょっと一休み”の題名はおかしなものだが、しあわせの森で「はぁはぁ」したので一休み。いつもの昼。一日最大50分しか機能しない会社食堂のテレビ。ためしてガッテンや大河ドラマ、大相撲や紅白を見る事の無いテレビ。月約18時間しか受信しないアンテナにもNHKの受信料は平等に請求されてくる。大抵の会社のお昼にNHKニュースが流れているのは至極当然の事なのかも知れない。 18時間掛ける12ヶ月。年間約216時間しか映さない”ブラウン管厚型”テレビにもデジタルハイビジョン化の波がやって来る。未だデジタル対応していない画面の右上には”アナログ”の文字が映る。 テレビが白黒からカラーに移行していった昔。番組も全部がいっぺんにカラー化された訳ではなかった。カラー番組には画面の右上には”カラー”の文字が出ていた。カラー放送していても白黒テレビでは当然白黒でしか見る事が出来ない。右上にカラーの文字が出ている番組を白黒テレビで見ている時、「ああこれを今カラーで見ている人がいるんだなぁ」と羨ましかった。 新聞の番組表にもカラー番組にはカラーの表記がしてあった。先日再放送されたサザエさんでもカラーテレビがやって来たと大騒ぎしていた。テレビのカラー化が進んでも”白黒でもいいやっ”て家は白黒テレビでも良かったが”アナログでもいいやっ”って人でもデジタルにしないとテレビを見れない時がやって来る。 それぞれの”ふるさと”にそれぞれの”一番”がある。昼のニュースの後始まる”ふるさと一番”の画面右上にに映る”大阪 吹田”から生中継にグッと引き付けられる。大阪吹田となれば当然万博。万博記念公園からの中継か? 万博記念公園からの中継は数年前にもやったが...さては来春リニューアルオープンの鉄鋼館か?「会場に残る唯一のパビリオン鉄鋼館内、幻の空間スペースシアターでは只今来春一般公開に向けての改修が行われています。今日は特別に中にお邪魔させていただいています。」 ヘルメット姿のアナウンサーとゲストが映って来る筈だった。テレビにグッと近づいてみればグッと田んぼが迫って来た。番組サイトには 復活!われらが吹田くわい~芽が出ている形から、縁起がよいとされ、お節料理などで親しまれるくわい。中でも大阪府・吹田市の特産物「吹田くわい」は小ぶりで、栗のような甘みがあることから、江戸時代には宮中に献上されるほど重宝がられた。しかし、急速な宅地化などの影響で収穫量が激減。地元保存会が市民に種芋を配布し、バケツを利用した吹田くわいの家庭栽培を行うことで種を繋げてきた。現在市内で8軒しかない吹田くわい生産農家のうちの一人、平野紘一さんの畑では今が収穫の最盛期。地中に埋まっている吹田くわいの芋を鍬で堀起こし、手探りで拾い上げる作業が行われている。収穫から出荷までの作業は市のボランティアや地元の大学生らも参加し地域一体となり郷土野菜の復活に力を合わせている。番組ではふるさとの味を普及させるため試行錯誤を続ける人々の思いを伝える。 となっていた。 なぁんだ万博公園ではないのか。まっ最後に太陽の塔遠景でも映るかも知れないからと見ていると登場してきた”ゆるキャラ”のぬいぐるみ。名前は”すいたん”と言うそうだ。吹田だから”すいたん”。至極もっともな名前ではある。”すいたん”は吹田市の名産 吹田くわいをモチーフにし生まれたキャラクターなのだそうだ。 今日大抵のイベントに登場するシンボルキャラクター。大阪万博の時には無かった事だ。海洋博にも無かった。つくば博には..あった。花博には...あった。あったと言うより いた。か。愛地球博。(ガチャピン&)ムックに似た森蔵&ついピッコロと呼んでしまうキッコロ。キャラクターなどいなくて桜の万博マークだけだったのが大阪万博の重厚感をつくっている。 何故当然の様にイベントキャラクターは生まれてくるのだろう。「さてマスコットキャラは」と当たり前に作っているものがイベントに安っぽさをイメージさせたりする。つぶしの利かない安キャラのデッドストックって沢山ある筈だ。 みうらじゅんさんによって確立された”ゆるキャラ”と言う呼称。特産品などを無理やり擬人化するので、その殆どがゆるい。何だか解らない。真面目に作っているので余計に”変”と紙一重。明らかに”変”。名前も無理やり付けた感。ゆるキャラをならぬ安キャラ。そんなものが多い。奈良の"せんとくん"の様に”気持ち悪い”とか”けしからん!”とその効果を逆に上げて来るものもあるが今後事業仕分けで”こんなキャラクター制作費はいらない”とカットされるものも出てくる筈だ。 さて我が町小田原は、どんなキャラクターだっただろう。と調べてみれば”うめ丸”。そう言えば一時期良く見た。”梅丸”でも”梅まる”でもない。せめて”梅○”って名前が良かったのに。名産品カマボコので作り名前を”おかまちゃん”にでもして”けしからん!”と言われた方が効果が上がっただろう。梅○はこちら。 ”すいたん”の事はこちら。吹田市は市制70周年なのだそうでキャッチフレーズも”70年 輝く吹田ゆめ未来。"となっている。1970年大阪万博をイメージする素晴らしいフレーズだ。 デジタル化にも”地デジカ”と言うキャラが存在する。せんとくんと地デジカ。二大鹿キャラ。せんとくんは角そのものが気持ち悪いと言われ、地デジカは角が電波に変わっている。そして”すいたん”の頭にも何か生えている。これは...。調べてみると吹田くわいの芽の様である。 大体”くわい”と言うものを知らなかったので”すいたん”が”くわい”の変身した姿だなんて全然解らなかった。なぁんだ。頭には、てっきり太陽の塔が生えているのかと思った。生やすのは太陽の塔であって欲しかった。”気持ち悪い”と言われても、”けしからん”と怒られても絶対に話題になった筈だ。 万博本を見ていたらソ連館の前にしあわせの村にあったものに似たものを見つけた。だからおじさんの言った「万博の時のものかどうか解らんが」と言うのはあながち間違いと言う訳ではないかも知れない。万博会場内には沢山の金属の彫刻があった。万博記念公園にもその一部は今でも残っている。移築されたものも幾つかある。パビリオンは消えても彫刻は残っている。 これも誰の作品か何という題名か解らない。単なる棒なのかも知れないソ連館の前にはソ連邦と記してある。ソ連邦の前にある棒なのでソ連棒と言う名を付けてみた。 ソ連棒の前では子供が遊んでいる。着物の女性が座ってお弁当を食べている。万博本を見ていると着物姿の中高年の女性が沢山写っている。M・T・S・H、何かに生年月日を記入する欄に○を付けるとしたらTあたりの方が多いのかも知れない。 「お出かけには着物。」この動き難い服装も昔の人にとってはスタンダード。今では殆ど見かけないこの光景も大阪万博がいかに昔の事だったのを物語る。開幕一ヵ月後、我家の先陣を切って万博見物に出掛けた今は亡き婆さんも着物で行った可能性が高い。 名も無き人の名も無き作品。名のある人であっても多分私の知らない人だろう。もしかして単なるオブジェであって彫刻でも無いのかも知れない。元々、現代彫刻と言うものもサッパリ解らない。材料を彫って刻むものが彫刻なのだと思っていたが、この様なものも彫刻と言うのだそうだ。なるほど近くにある箱根彫刻の森にも、この様なものが沢山ある。光の彫刻って言うのも良く聞くし。 おじさんは「他にも彫刻が幾つか並んでいる通りがある。(あんたが探している物があるのは)そこかも知れん。」とも言っていた。初夏。いきなり暑くなるので体感的には真夏。万博記念公園よりも狭いけど広大な敷地を「はぁはぁ」しながら歩く。全高21メートルでも20メートルでも良い塔は未だ視界に入ってこない。
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